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"speeding up understanding" and "preventing misunderstanding by translation."
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私は英語論文をこう使ってる!毎回IBA学生が順番に英語論文の自分なりの使い方を紹介!

2020.5.26

IBA14期 植村礼大さん の場合

弁護士をしながら正直殆ど英語に触れてこなかった私ですが、ibaに入るとそうは行きませんでした。

英語の授業が必須でしたし、論文を書こうと思うと海外の文献に当たらざるを得ない。最終的に書かないにしても海外のことも知った上で削るのと、見たこともありませんではどちらが良いかは明らかですし、何より、海外のことは興味もありませんでは学ぶ姿勢としてあんまりですよね。

私の場合、大学の経営に関することを論文にしようと思っていましたので、アメリカの大学理事会団体であるagbのサイトを片っ端から読んでいました。今は会員限定になってしまいましたが、iba在籍当時は過去のagbの雑誌等の結構な範囲が無料でwebで読めたのです。アメリカでは2012年の頃に既に学生がデジタルネィティブ世代で、anytime anywhereの学びの必要が唱えられているんだとか、25歳以上の学生が75%だとか、日本で実務にタッチしているだけでは聞こえてこない情報はとても面白かったです。

と、ここまでが前振りですが、こんなこと書いておきながら私はGoogleChromeで日本語訳されたwebsiteを読んでいました。さすがにGoogleの訳をそのまま論文には載せられないので、興味深いところだけ自分で訳そうとしましたし、その他若干の英語論文にもあたりましたが、最終的には結局キーワードや短文を英語のまま使いました。これじゃやっぱり良くないですよね。文書って全体で文書なわけで、書き手にも失礼ですよね。

ですので、駄目な例としてこうやって書かせていただくわけですが、駄目側だからこそ英語論文をきちんと読まれる方々を、そうなろうとされる方々を尊敬していますし、間違いなくより豊かな人生を過ごされることだろうと思っています。難しいから価値があるんですよ、やっぱり。